なぜ、男は「女はバカ」と思ってしまうのか

「男と女の間には 深くて暗い川がある」とは、古いヒット曲の歌詞の一部ですが、男性と女性の考え方、感じ方は、本当に大きく異なるものですよね。
「男脳」「女脳」なんて言葉もあり、研究者の中には、「男と女の脳は別物だ」と言い切る人もいます。

そんな、男性と女性の脳の働きの違いが、分かりやすく実例を交えて解説されているのが、この本。
なぜ、男は「女はバカ」と思ってしまうのか
タイトルはかなり煽情的で、女性の反感を買いそうな雰囲気がありますが、そんな風に考えている男性に読んで欲しい、という著者の狙いなのでしょうね。

私が特に面白いと思ったのは、男性と女性の記憶のメカニズムの違いです。
例えば、男性と女性が遊園地へ行き、その記憶を振り返る時の話。
男性の場合、
「最初にAに乗り、次にB、……そして最後にZ」
といった感じで、記憶はだいたい時系列に並ぶが、女性の場合、
「一番楽しかったのはa、次がb、その次がc、……」
といった風に、快いと感じた順に記憶されている、と著者は言います。

個人差もあると思うので、全ての人にこれが当てはまるわけではないのかもしれませんが、大抵の人は、これを聞いて「なるほど、そういえば」と思い当たることがあるのではないでしょうか。

本書の中には、タイトルとは逆に『なぜ、女は「男はバカ」と思ってしまうのか』の例もあります。
例えば、浮気の発見。
一般に、男性が女性の浮気に気付くのは難しく、女性が男性の浮気に気付くことは容易です。
この理由も、男女の記憶の方式の違いを元に説明されていて、「なるほど」と納得させられます。
浮気を隠す男性の行為は、女性から見れば、「こんなに証拠を残しておきながら、本気で隠せていると思っているのだろうか」と不思議に思う程、稚拙なようです。
男性諸君、気を付けましょう。

読み進む内に、何度も同じような内容が繰り返されているように感じたり、著者のちょっと強すぎるフェミニズムを感じたりしてしまう部分もありましたが、全般的に、とても興味深く読みました。

パートナーに対して、「どうして分かってもらえないんだろう」という不満がある人は、これを読むと何かしらヒントが得られるかもしれません。
男性が読んでも女性が読んでも、きっと新しい発見のある本だと思います。

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